
年末調整と確定申告
こんにちは、沖縄県在宅就業支援センタースタッフです。
今日は、所得税の年末調整と確定申告についてです。
所得税は、基本的に所得者自身が、その年の所得金額とこれに対する税額を計算し、これらを自主的に申告して納付することとされています。
これと併せて給与や報酬などの所得を支払うものが、所定の方法により所得税額を計算して、支払金額からその所得額を差し引いて国に納付し、最終的にはその年の年末調整や確定申告によって清算されます。
最終的にというのは、その年の所得や控除されるものが確定し、所得税額が確定したら、それまで月々払っていたものが多ければ還付、少なければ追徴という事になります。
一般的なサラリーマンの場合、通常、毎月給与の支払いがありそこから社会保険料等が控除され税額が計算されます。
そして12月になるとその年の最終的な給与・賞与が確定し、そこから社会保険料等や生命保険、扶養等の控除を差し引いて、その年の所得税が確定します。
その時にさかのぼってその年の給与・賞与時に支払った所得税額の合計が多ければ還付、少なければ追徴という形で年末調整が行われます。
この時点で給与所得者の大部分の方は所得税の清算が終わります。
ここからは、一部の給与所得者や源泉徴収されていない所得があるものや個人事業主等の各種の所得(事業所得、不動産所得、譲渡所得、山林所得、一時所得、雑所得等)該当する所得は確定申告をすることになります。
今回の「沖縄県ひとり親家庭等在宅就業支援事業」の訓練手当も募集要項にも記載されている通り、訓練手当は所得として収入に算入されます。
確定申告の概要や流れについては国税庁のホームページや電話などで、どのようにしたらよいのか確認してみましょう。
参考ページURL
確定申告について
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm
源泉徴収税、年末調整について
http://www.nta.go.jp/zeimokubetsu/gensen.htm
Posted by
沖縄県在宅就業支援センター
at
2012年01月28日
10:00