沖縄県在宅就業支援センター

沖縄県在宅就業支援センターの活動日記です。
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ボチボチと

ボチボチと

こんにちは。沖縄県在宅就業支援センタースタッフのヨシです。

先日スーパーでスモモを見かけました。固くて少し酸っぱいスモモが出てくるといよいよ夏本番だなぁと思います。

うちには去年の夏から一緒に住んでいる猫がいます。獣医さんから予防接種のお知らせが届いていたので、この間連れていきました。これが毎回大仕事なんです。

出かけようとすると何かを察知するのか家中を逃げ回り激しく抵抗します。ようやく外出用のバスケットにいれると、今度はこの世の終わりのような叫び声をあげます。これから何が起こるのか不安なのでしょう。けれども到着するころには観念しておとなしくなります。注射の瞬間もずっと固まったままですが、帰りの車ではまるで何事もなかったような顔で外の景色を楽しんでいます。



私も在宅就業を始めようと思ったときは先が見えず不安でした。怪しいところにひっかかったりしないだろうか、ちゃんと給料はもらえるだろうか、大きな失敗をしないだろうか、などなど。

不安の多くはそのことについてよく知らない場合に発生します。だから私は不安だなと思ったときは、いやいやながらも情報を集めるようにしました。ネットで調べたり説明会に参加したりして情報がある程度得られると不安は小さくなりました。

また、ひとりで考えこんでいると悪いほうへと考えが向かってしまうことがよくありますが、そういうときはその逆説を自分に問いかけてみます。例えば「自分は書類審査できっと落とされるだろう」というネガティブな考えに対しては、「本当にそうだろうか」「なぜにそう確信しているか」と考えます。

自分がマイナスだと思っていることは他人にとってさほど重要ではなく、単なる自分の思い込みだったりすることがほとんどなので、自分の「考え方の癖」を自覚し、それをちがう方向へ軌道修正するよう努めるのです。

それから、日が暮れてからはあまり深刻なことについては考えない!結論は出さない!とルールを決めています。夜はネガティブ妄想力が増してしまうので、夜浮かんだ問題事はすべて先送りにします。

もちろんこれらのことがすべてスムーズにできたわけではありません。立ち止まったり、もうすべてやめてしまおうかと思ったり、とにかく時間がかかりました。今でもそうです。

「何事も順調に進まないのが僕の人生なんだなぁ」と半分自嘲的に開き直りながらもボチボチとやっています。毎日のように不安は湧いてきますが、不安なのは自分だけではないと最近は少し客観的に考えられるようになってきました。

みなさんも自分なりの不安解消法(?)、解消は無理でもそれを和らげる方法はありますか。

沖縄県在宅就業支援センタースタッフ ヨシでした。



Posted by 沖縄県在宅就業支援センター at 2012年06月15日   10:00