
ことば

こんにちは。沖縄県在宅就業支援センタースタッフのヨシです。
インターネットが本格的に普及して10年以上。今では多くの方が当たり前のようにネットを利用しています。在宅就業でもインターネットなしでは仕事になりません。
そんな中、仕事やプライベートでネットを利用していて相手からのそっけない返信やちょっとした言い回しに不快な思いをしたという経験は誰でもあるのではないでしょうか。そんなつもりはなかったのにと逆のパターンもありますね。
手紙だと一言一句考えながら書くのである程度推敲する時間もありますが、手軽さが身の上のメールやチャットだとなかなかそうはいきません。顔が見えない相手だからこそ言葉選びは慎重にありたいものです。文字だけではなかなか伝わらない感情や暖かみを表現するために絵文字や記号を使用される方もいらっしゃいますね。私は相手を実際に目の前にしても同じことが言える内容をメールすると自分のルールを決めています。
最近長い文章を作成するときになかなかうまい言い回しができないなと感じます。基本に返りもっといろんな日本語表現を身につけたいと思い、積極的に本を読むことにしました。安易ですがこれが一番効果的だと思ったからです。特に美しい日本語の文章を好んで読むようにしています。
最近のマイブームは向田邦子さんの作品です。向田さんは脚本家だけあって、さりげない描写も情景が目にすっと浮かびます。そしてその情景は「昭和」の風景。美しい日本語とともに懐かしい昭和の暮らしを楽しむことができるのでつい夜更かしをしてしまいます。昭和ファンにもおススメです。
これが直接仕事につながるかどうかはわかりませんが、言葉は人間の暮らしの基本です。少なくとも正しく自分を理解してもらうためにも、上司や同僚とのやりとりで誤解やすれ違いなどで要らぬ神経をすり減らすのを防ぐためにも、"コミュニケーションの道具" をうまく使いこなしたいものです。
沖縄県在宅就業支援センタースタッフ ヨシでした。
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沖縄県在宅就業支援センター
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2012年09月14日
10:00