食について考えよう~にんにく~
にんにくは、ユリ科(多年草)です。
古代のエジプトではピラミッドの建設時に労働者に毎日にんにくを与えていたそうです。
ツタンカーメンの墓の中からも乾燥したにんにくが発見されています。
昔から強壮剤や魔よけとして使われてきたことがうかがわれます。
日本でも古い書物(万葉集など)ににんにくの話が書かれています。
家庭で一般に食べられるようになったのは昭和25年頃からで、1年中スーパーではみられますが、夏が旬の野菜です。
有名なのは、青森の「ホワイト六片」で、富山県では「無臭にんにく」が品種改良により開発されています。
にんにくの強烈なにおいのもとは、アリシンという成分で、ビタミンB1と結合すると強い抗菌作用を発揮します。
血行を良くしたり、抗ガン作用も期待され、疲労回復やスタミナ補給野菜として活用されています。
また、アホエンという成分が、高血圧・血栓・動脈硬化の予防に働きます。
ただし、食べ過ぎると、胃腸の粘膜を傷つけたり、貧血を起こしたりする可能性があるので気を付けましょう。
Posted by
沖縄県在宅就業支援センター
at
2011年08月19日
10:00
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